複素関数
このセクションでは、複素関数の基本的な例と連続性について解説する。 複素関数とは複素平面のある部分集合で定義された複素数値関数をいう。
まず一次関数を扱い、複素数の積が回転拡大であることを関数の観点から見直す。 次に、複素関数を二つの複素平面の対応として図示する方法と、のベクトル値関数としての見方を説明し、連続性を定義する。
多項式関数と有理関数を導入し、一次分数変換をリーマン球面の観点から捉え直す。 冪級数が収束円の内部で関数を定めることを述べた後、指数関数・三角関数・対数関数・冪乗関数といった基本的な複素関数を定義する。 特に、対数関数や冪乗関数が多価関数となることは、複素関数論に特有の現象である。